お正月太りは気にしなくて良い?短期間で元に戻したい人がやるべきこと

楽しくのんびり過ごしたお正月。
普段通りの生活に戻った瞬間、体重計に乗ってみると
「やばい…」
そんな一年の始まりを何回繰り返したでしょうか?
今日はそんなお正月太りを改善する方法を紹介します。

お正月太りの原因は何?

脂肪がついてしまうメカニズムはものすごく単純です。
摂取するカロリーを消費できなかった分のカロリーが脂肪になってしまうのですね。
ではお正月はどんなものを食べたのか、振り返ってみましょう。

お正月に多く摂取されているのは糖質

お雑煮にお餅、お豆、数の子、お蕎麦、お酒にお菓子…
よくよく見てみると、お正月にはそこまで脂っこいものは食べていないのですね。
お正月に唐揚げや天ぷらが出てきたり、夜更かししてポテトチップスを食べちゃう場合を除いては、糖質が多い食事をしています。
お正月太りには糖質が大きな原因を占めているということです。

糖質はグリコーゲンというエネルギーに変わる

ここで摂取した糖質は、体の中でグリコーゲンと呼ばれる物質に変わり蓄えられます。
グリコーゲンは素早く脳や体のエネルギーになる大切なエネルギー源ですが、
グリコーゲンになりきれなかった糖質が脂肪として蓄えられるようになるのです。
さて、このグリコーゲンになりきれない糖質が太る原因と思われがちですが、
アメリカの理学学会でもっとも権威のある情報誌「Physiological Reviews」 で1999年に発表された内容には、
グリコーゲンになりきれない糖質が脂肪になる量は、1日10gを超えることはない
という実験データもあります。
 
糖質が脂肪になるのは実はそう多くないのです。
ここでこのグリコーゲンに注目してみましょう。
グリコーゲンとは、ひとつにつき多くの水がついてくるエネルギー源です。
つまり
「お正月太ったわ〜」
というあのお肉の正体は、実は水分なのですね。

お正月太りは簡単に消費できる?

1kgあたりの脂肪を燃焼させるには、7200kcal消費させなければいけません。
もちろんお正月に吸収したものすべてが脂肪でないとは言えませんが、
水分の場合は食事を改善し代謝を上げることで、ある程度すぐに戻すことは可能です。
具体的な方法を紹介しますね。

お正月太りを改善する方法①食生活をいつも通りに

まずは食事を見直します。
やることはとても簡単。豪勢な食事ばかりでなく、普段通りのバランスの良い食事をしていきましょう。
お肉・お魚・豆類などでタンパク質と良質な脂質はしっかり、
糖質もカットする必要はありません。気になるなら一食分くらい減らしてもいいでしょう。
代謝を促進するためにビタミンB群をしっかり摂取します。
豚肉や緑黄色野菜ですね。

お正月太りを改善する方法②筋トレ!スクワットがおすすめ

代謝を上げるためには筋トレが必要です。
体にたまった水分やグリコーゲをいつも以上の運動量で使っていきましょう。
おすすめはスクワットやベンチプレスなど大きな筋肉を使うトレーニングがおすすめです。
ジムに行く時間がない方はジャンピングスクワットや腕立て伏せに挑戦するのもいいですね。

お正月太りを改善する方法③筋トレの締めに有酸素運動

一見ダイエットには有酸素運動!というイメージも強いですが、実は逆。
筋トレでしっり代謝を上げてから有酸素運動でさらに脂肪燃焼をしていきます。
イメージとして筋トレは貯金、
有酸素運動はボーナスのようなものに例えられやすいです。
筋トレが最優先ですが、ここはボーナスとして有酸素運動もやっておきましょう。
代謝が上がり脂肪燃焼しやすい状態で有酸素運動すると効果もでやすいですね。
2日間ほどいつもより少し頑張って、筋トレと有酸素運動をしていくと
いつも通り軽やかな体になるのも早いでしょう。
ぜひ試してみてくださいね。

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ASSIST編集長。早稲田大学商学部卒、競技エアロビックはじめダンス歴17年の経験を生かし4~90歳の運動指導に従事。女性のためのヘルシービューティをプロデュース。 2014年インターナショナルエアロビックチャンピオンシップ日本代表。 2015年学生エアロビック選手権優勝。 フィットネスウエアブランド「CLAP」ライダー。 複数のウェブメディアを立ち上げ13億円のメディア売却事業にも携わる。