「地方型スペースシェアリング」副業から企業へ進化した軌跡。古田憲司

名古屋を中心に、少人数で集まるのにピッタリなレンタルスペースを運営しております。
ホームパーティーや女子会向きのお部屋やレンタルサロン、会議室として利用できる便利なスペースを始め、最近ではダンス・ヨガスタジオをオープンし、ご好評いただいております。

プロフィール


古田憲司
ラファットスペース代表。
公式サイトはこちら
大学卒業後、ミュージシャンから商社マンに転身。
自動車業界で金属材料のグローバルな流通網形成を得意とした。
その後、不動産活用のビジネスに着目し起業独立。
空き家の利活用や一棟不動産の運用を積極的に行う。
現在では名古屋を中心に愛知県内に15室のレンタルスペースを展開中。

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この事業に至った経緯

当初、副業として不動産投資を始めました。
空き家等の不動産物件を運用する中で遊休スペース活用の可能性に着目。
使われていない空間に付加価値をつけ、魅力的なサービスとして提供し対価をいただく「レンタルスペース」の魅力に取りつかれました。
2018年5月に1店舗目をオープンして以来、地元愛知での出店を続けています。

取り組んでいる発信活動

レンタルスペースの知名度は2018年当時の名古屋では皆無でした。
今ではコロナでのオンライン化もあり広く知られるようになりましたが、具体的な使い方がわからない方もまだまだ多いと感じます。
そこでInstagramやTwitterでレンタルスペースの使い方を積極的に発信し、まだレンタルスペースを利用したことのない方でも利用方法をイメージしやすいようにしています。

事業を行う上で経験した苦悩や問題

当初は妻と二人で運営していたのですが、軒数が多くなるにつれ清掃や季節の飾り付け、トラブル対応等、業務量が増えていきました。
とても夫婦二人でこなせなくなったタイミングで出会ったのが二人のスタッフさんです。
この二人が運営サポートをしてくれたおかげでここまでの事業規模にすることができ本当に感謝しています。

サービスを通じて、伝えたいこと

コロナで大変な時期だからこそ、オシャレでかわいい空間でちょっとした非日常を満喫していただきたいです。
ラファットスペースを利用して少しでも明るく楽しい気持ちになっていただけたら、それ以上に嬉しいことはありません。

今後の発展

このところ、「ラクして稼げる副業」という誤った情報により、レンタルスペースの運営者が急増。たちまち市場はレッドオーシャン化しました。
そこで、空間の付加価値を上げることと、これから伸びる需要へのいち早い対応で差別化を図ります。
具体的には空間デザインに若手アーティストを起用すること、ライブ配信事業者との提携を実施しています。
それにとどまらず、今後も時代に合ったワクワクする空間を提供することで「まち」にちょっとした彩りを添えられる、そんな存在でありたいと考えています。

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