シンプルな野心を。大手メーカーの研究職が考えるキャリアに迫ってみた

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今回は大手電気機器メーカーにて研究開発を行う、ショウゴさんのライフワークを紹介します。

ショウゴさん(@yamasho0717)
1990年生まれ広島県出身。大学時代は野球部に所属。大学院を卒業し大手電気機器メーカーの研究職として働く。

メーカーの研究職の仕事

ー今のお仕事について教えてください。
メーカーの研究職として画像処理の仕事をしています。監視カメラや医療用カメラ、プリンタの市場になりますね。

ー仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか?
大きい会社だからこそ、多くの人に関わる事業があって社会的な貢献度が高いことでしょうか。最新技術に触れられるのも、自分にとっての学びが大きいと思います。

 

ーショウゴさんが普段の仕事で心がけていることを教えてください。
理系だからこそ、コミュニケーションを大切にすることでしょうか。研究職ではコミュニケーション能力はそこまで求められない印象かもしれません。得意でない方も多いのも事実ですが、研究の現場では一般的な業務に関する議論に加え、より高度で専門的な議論もしますね。

ーお話を聞いていると、たしかに研究職の方とは思えないコミュニケーション力ですね。
理系だから、文系だからというのは関係なく、コミュニケーション能力は必要です。逆に文系でも理系のような論理的思考があったり、知識やスキルがある人は仕事ができる人だと思いますね。

常に高みを目指す。プライベートも仕事も垣根なく

ーご自身でお好み焼きパーティを開いたりと、プライベートも積極的に活動されているようですね。
そうですね。趣味で今でも野球やスノボもしますし、よく飲み歩いたりもするので、フットワークは軽いと思います。他業界で働いている人たちと情報交換できるのは楽しいですね。

ー仕事とプライベートのバランスはどう考えていますか?
仕事とプライベートの切り替えは大事だとは思います。でも仕事とプライベートの両方から得る刺激の垣根はないと考えています。どちらも本気を惜しまず取り組めば、相乗効果で自分が成長していく気がしていますね。

 

ーそんなショウゴさんの尊敬している人はどんな人ですか?
直属の部長のことを尊敬しています。自分は学生時代に体育会の野球部に所属していたのもあり、ストイックになりがちでした。自分にも相手にも厳しくするのは簡単ですが、私の部長は相手に対してのバランス感が絶妙なんですよね。

ーチームで高みを目指すのに、バランス感は大事ですよね。
会社にはさまざまななタイプの方がいるので、上司のようにチームの成果を第一に考えて、人に合った接し方ができる人間でありたいと思います。

転職を考えつつもシンプルに出世を。モチベーションの源泉

ー大企業で働きつつも、プライベートも充実されているショウゴさん、キャリアについてはどう考えていますか?
転職を考えたことはありましたが、今の会社の良さを、経験を積みながら活かしていきたいと思いました。給与だけが大切だとも限らないですし、稼ぎがほしかったら副業する方が効率いいなと思っています。私もソフトウェアエンジニアの講師の副業を始めようとしているところです。

ーなるほど、転職を考えつつもあえて残るという選択肢も素敵だと思いました。
転職するのが必ずしもいいことだとも言い切れないですしね。転職するには時間も労力も少なくは済みませんし、人脈など今まで築いてきた環境が一度なくなってしまいます。今の環境に満足できないときは、その場を去ることではなく、まずは自分でその環境を変える努力ができる人が強い人だと思います。周りを見ていても自分が満足できる環境は、転職しただけでは見つからないです。

ーその周りに流されない強さが、ショウゴさんの魅力のひとつなのかもしれないですね。
両親が自営だったからこそ、苦労もしてきました。そういった様子を見ているからなのか、シンプルに出世したいと思っています。出世に理由を求める人が多いんですが、難しい理由は特にないです。単純にかっこいい、今より楽しそうと感じます。

ーシンプルな欲が一番強いのかもしれないですね。
ワンピースのルフィも「海賊王に、俺はなる!その理由は…」なんて言わないですよね(笑)。熱血みたいなんですけど、純粋に自分が熱くなれる目標があることは幸せなことだとも感じます。

ー今後のご活躍も楽しみにさせていただきます!ありがとうございました!

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