本気のマネーゲーム!?誰でもわかるFX投資の基本を徹底解説

みなさんはエアロスミスの「Eat the Rich」という歌はご存知でしょうか?
1994年にヒットした彼のロック人生を象徴するような歌で、
この「Eat the Rish(金持ちを食う)」というのは
「お金持ちになっても、おごりたかぶるな」という意味になるのですね。
夢を追いロックに懸けるミュージシャンがお金持ちに対して、
いつか見返してやるぞ!というような強い気持ちの印象を受けます。
資産運用において、そんなドラマのような逆転劇が描けるとされるのがFXです。

FX(Foreign Exchange)=外国為替証拠金取引とは?

さて最近では主婦の方や副業の手段のひとつとして、運用する人が増えてきたのがこのFXです。
FXを端的に言うと「お金を両替することによって利益を得る仕組み」でしょうか。
イメージは「日本円からアメリカドルへ両替して、その後しばらくして両替したアメリカドルを日本円へと変える」という具合に、各国の通貨を両替していくような取引になります。
FXと言われると日本ではギャンブルのような印象もあるようですが、
きちんと世界の情勢を把握してタイミングを見計らって運用していくものなので、きちんとした資産運用の一種なのです。

FXはお金持ちにとって有利な資産運用?

実はお金持ちにとって有利な資産運用だと言われているこのFXですが、
その一つの理由として、損切りをする必要が無いと言う事が上げられるのです。

お金持ちは損切りする必要がない!?

損切りとは、投資家が損失を抱えている状態で保有している株式等を売却して損失を確定させることをいいます。
ロスカット、ストップロスとも呼ばれます。

もしあなたが持っている通貨の価値が下がってしまったとしましょう。
通常の投資額ならば資金不足(証拠金不足)から来る「強制ロスカット」というものになってしまうのですが、
数億円の投資をしていれば、これにならなくて済むのです。
そういった含み損(会計帳簿には現れない損失)が出てしまったとしても、それは実際の損では無いので決済を行わない限りは「資産が減っている訳ではない」と言う事になります。
しばらくして相場がまた戻ってきた時に利益を確定をするだけで、利益が出てしまうのですね。

 資産家のみが可能な「ナンピン投資法」とは?

資産家がFXで有利に働くポイントとして、この損切りでリスクを追う必要がない他にも、
ナンピン投資法と言うものがあります。
ナンピン投資法とは値段が下がっていく通貨に対して、ドンドン新たに取引を行うことで
持っている通貨の平均価格を下げていく運用の方法です。
具体的な数字で見てみましょう。
1,000円の株式を1,000株買ったところ、700円に値下がりしたとします。
元値まで戻すには300円値上がりしなくてはなりません。
こんなとき700円でもう1,000株買ったらどうでしょうか。合計2,000株になりますね。
買値の平均は850円((1,000円+700円)/2)です。今700円ですから、
あと150円値上がりさえすれば、元値に戻ったことになります。
少しだけ値段が戻っただけでも利益になると言う投資方法が
豊富な資金があれば実現可能なのですね。
このように大きな資産を持っていれば、市場を操作することも可能ということです。もちろん100%安全と言う訳では無いですが投資資産をたくさんもっていれば、高い確率で稼げる事になります。
しかしながらこれらは世の中にほんの僅かな、何億円と言う大金を持ってる人の話です。
FX初心者の方には資産に応じたFX取引を行う必要があります。

初心者向けFX運用の基本

FXは一般向けには公正なフィールドだと言われています。
株のように何パーセントかの株の売買によって市場が変わってしまいますが、
FXではこれには多額の資金が必要ですので、ほぼ不可能になります。
そのためFXは「お金持ちからお金を奪えるゲーム」と呼ばれたりするのですね。
初心者がFXを運用するには徹底的なリスク管理が必要です。
常に損切りすることを念頭に入れて運用していきましょう。
数億円稼ぐプレーヤー(トレーダー)でさえもこのリスク管理を怠ったがために、次の日には 1文無しということがあるく世界です。
FXを運用していくにあたっては、いくつかの分析方法があります。

初心者向けFX運用①テクニカル分析法を使う

テクニカル分析法とは、チャートの過去の値動きを見てトレンドやパターンなどを把握しながら分析して、今後の為替動向を予想するものです。
チャートはFXをする人間の取引(投資行動)の結果の積み重ねでて作られてきたものであるため、過去にも似たようなパターンがあれば、将来も同じようなパターンになる可能性が高いと予測できるのですね。
テクニカル分析にはさまざまなメリット・デメリットがあります。
メリットは相場の動きを取引ツール上で視覚的に把握できることですね。経済に関する知識がなくても特に問題なく自分の分析力次第で予測精度を上げられるようになります。
デメリットは実際の相場が過去のパターンと必ずしも合致しないことです。実は売買シグナルは実際の動きからは少し遅れることがあったりもします。
さらに売買シグナル自体に騙しがある可能性も否定できないのです。

初心者向けFX運用②ファンダメンタル分析法を使う

ファンダメンタル分析とは、相場の大きな方向性を掴むために景気動向・金融政策・財政政策等の変化が市場全体にどのような影響を及ぼすのかを分析するものです。
前提として、市場とは人間の心理で構成されていると思っておきましょう。
民衆が不安になれば売りが流行りチャートは下落し ていき、民衆が期待していけば買いが増え上昇していくのです。
例えばアメリカ大統領が就任し、ドル高予想(民衆が期待)となればドル円が上昇していきますし、
テロなどが起こりドル安予想(民衆が不安)になれば下落していきます。
チャートとは人間の心理のようなものなのです。
チャートは市場心理と気にしながら分析するとわかりやすいので、世界や日本の情勢含めてアンテナを張っておくといいですね。

FX初心者はテクニカルorファンダメンタル?

この2つの分析の方法ですが、テクニカル分析が7割・ファンダメンタル分析が3割の利用度でおすすめしています。
昨今システムのトレードが流行っていたり、AI(人工知能)などのシステムが横行してきたせいで
市場心理を読み込むというものがあまり効かなくなってきたからです。
ファンダメンタルに左右されづらい市場になってしまっているのもあり、
上級プロトレーダーの間では、テクニカル分析をより強くする方が確率が上がるとされています。
ぜひ相場の動きに敏感になりつつ、世界情勢や人の心理も考えてみてくださいね。

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