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今回は、決済システムの開発会社に務めるタカさんをご紹介します。
タカさん
1985年生まれ。東京農工大学有機材料化学科卒業。好きなコンピュータで多くの人に喜ばれたいと大手システム会社に就職。趣味はテニスとダイビング。
法人向けのシステム開発、デビットカードの仕組み作りを
ー普段のお仕事は何をされているんですか？
システム開発の会社でエンジニアをしています。デビットカードのシステムは国内シェアの8割も占めています。
ー今注目されている、デビットカードですね。
しかも審査が厳しくてクレジットカードを作れない方や、15歳以上の方でも口座さえあれば誰でも作れてとても便利です。
ークレジットだと引き落としの時差があるものの、口座から直だと借金の心配もないのですね。
そうですね。今後キャッシュレスが進んでいく時代に対応できる先進的なビジネスなので、魅力的に感じています。
可能性のある決済システムの市場、ICチップの現状は？
ーITシステムでの決済方法は、世界ではかなり進んでいますよね。
日本はまだ現金とカードが主流ですが、スウェーデンはICチップが腕に入って決済ができるようになったようです。
ー腕に埋め込むってすごい技術ですよね。まだ普及していない理由はどう考えていますか？
本人の決済意思であるかどうかっていうのが、キーワードだと思っています。例えば埋め込みICチップだと、誰かがこっそり端末をかざしたら決済されてしまいますよね。本人の決済意思がどこにあるかっていうのが、今のところ顔や指紋、パスワード入力でないと判断できないんです。
ーなるほど、決済のタイミングとその意思をどこで判断するかって問題なのですね。
その点も含めて、可能性のある市場だと思っています。
システムエンジニア（SE）としてのこだわり
ーエンジニアのお仕事では、普段どのようなことを意識していますか？
どんな関係でもwin-winでいることを考えています。お客さんや会社の仲間も協力会社さんも、自分が関わっているものすべてです。その説得力と信頼を得るために、自分の知識もスキルも人としての魅力もアップデートしていたいですね。
ー職人でありつつ、周りを考えられるのは素敵ですね。
親が金属加工の職人だったのもあり、独自のこだわりがある人に憧れているかもしれません。自己満足の世界になってしまいそうですが、他人がコードを見たときにすっきりさせていたいとか、無駄を省いて綺麗にしていたいというのは、性格もあるかもしれないです。
ー丁寧にお仕事をされているのが伺えます。
サービスを綺麗に維持するためには、シンプルであることが必要だと思っています。マニュアル化という意識より、普段からシンプルにしていれば自然にマニュアルになるという考え方ですね。
FXで世界経済の情報収取、プライベートではサークル活動も
ープライベートではまっていることはありますか？
隔週でテニスサークルをしていたりしますね。100名くらいの規模なんですが、グループ会社内の別の会社の方々と話をしていると、面白い発見が多いです。他には1年半前くらいからFXをしています。
ーFXを始めたきっかけを教えてください。
先輩がやっていたのがきっかけです。資産運用という意識はなかったんですが、やってみたら面白かったんですよね。情報を集めるために海外の経済動向を見るのも、チャートを眺めて判断するのも、楽しいです。
ー情報収集はどのようにされていますか？
ツイッターやFX投資の有名人がやってるブログを見たり、人やテレビの情報も積極的に仕入れます。前より世界のニュースを知ろうとするようになったので、勉強になっていますね。
ー視野が広がりそうですね。最後に、理想の人生像を教えてください。
その道の一人者であることですね。職人気質かもしれないですが、何かの名人のような存在でいたいです。そのためにもそれ以外の分野で、コミュニケーションや営業力、知識も必要だと思っています。今後も精進していきます。
ーエンジニアとしてのマインドも、ITシステムの未来の話もワクワクしました。ありがとうございました！
