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今回は大手外資コンサル会社に務める、水野まりさんのライフワークに迫りました。
(インタビューアー・編集長 鳥巣愛佳)
水野まりさん
1993.12,14 東京都出身、慶応義塾大学卒業。
現在の仕事内容について教えてください
大手外資コンサル会社にて財務会計の分野を扱っています。いま1年目です。
IT(ソリューション)、とりわけ基幹業務システムを使ったbtobのビジネスのコンサル業務をしています。
会計の分野に興味をもったきっかけは?
アフリカで3ヶ月弱に渡り、インターンシップをしていたことがきっかけです。
その際にお金の巡りを把握することが、ビジネスには大切なんだと思いました。
会計というのは、どんな時もどんな場所でも普遍的なものなので面白いんですよね。
自分がそこを実務的に学んで、様々な場所で活かしていきたいと思っています。
今の仕事において大事にしていること
①フィーに似合う結果を出すこと
コンサルは個人の技量に関わってくる仕事でもあります。預かったフィーに対しての結果は必須ですね。そのために、クライアントと上司の意向を汲み取ることを意識しています。言われたことのみでなく、その本意を読み取って行動することが、1年目の私にでもできる仕事なのかと思っています。
②スピーディな意思決定
仕事を効率的に行うために、阻害要因をできるだけ減らします。
もちろんまだ自分ひとりで決断できないこともありますが、自分で決断できることは時間を決める・ある程度根拠のある結論を出してから上司に提案をするようにしています。
③付加価値を意識
与えられる仕事をこなすだけでなく、自分だからこそできる仕事は何なのかを考えています。例えば会計の知識だけでなく、IT(ソリューション)、とりわけ基幹業務システムの勉強もしていますね。
全体像をいち早く捉えて、自分にできる仕事を見つけます。
ストイックに仕事に打ち込める理由
「高級文房具になるな」
というアフリカのインターンでお世話になった方からの言葉が、いまの私の原動力になっています。
クライアントの中で複雑になっている問題を整理する、綺麗なパワポを作る、
というのがメインの仕事になってしまうと「高級文房具」になってしまうという意味でした。
そうでなくて本当にクライアントのためになっているのか、プラスαで価値を見出すために仕事をしていきたいのです。
仕事のやりがいは?
クライアントの方との距離が近いことでしょうか。
まだまだ末端の仕事ではありますが、上司のプレゼンの資料を思考錯誤しながら作って、
その自分の作った資料でクライアントの方の反応がみられるのは自分が関わっているという実感はありますね。
コンサルは成果を可視化しにくい仕事だと言われていたのですが、自分の行動次第でいくらでも実感できるのだと思いました。
上司の計らいもあって、1年目でもそのような環境にいられているので、上司に恵まれていると思っています。
クライアントや上司はどんなデータを欲しがっていて何をどう分析したいのか、上司のプレゼンのやり方を想像しながら資料を作ること一つにしても、
常にゴールを意識して行動していますね。
勉強時間を確保する方法は?
勉強することも山ほどあるので、家で勉強する時間をつくっています。
業務時間外で勉強する内容を決め、勉強するセットを用意しておくなど、
迷いなく勉強に着手できる状態にしています。平日夜は勉強していることも多いです。
趣味やプライベートで楽しんでること
仕事も遊びも10:10でやれるように、休日は切り替えています。
ほぼ毎週どこかに遊びにいっていますね。自分の中でメリハリは大事なのかと。
恋愛は年齢や環境は関係なく、自分を頑張ろうと思わせてくれる人と一緒にいたいです。
綺麗でいようと思わせてくれたり、意識高くいれる存在は嬉しいですね。
ロールモデルや影響を受けた人
ロールモデルは特になく、誰もまだ到達していないところを目指していきたいですね。誰かの2番手にはならずにオンリーワンを追求したいです。
アフリカでのインターン先の代表であり、途上国に電力を届けるビジネスをされてあるwasshaの秋田智司さんには、いい影響をたくさん頂きました。
秋田さん自身もコンサルタント出身という共通点もありますが、
先駆者的存在であり、自分のビジョンを曲げないスタンスを自分も強くもっていたいです。
将来のビジョン
常に楽しいと思える場所にいたいです。ビジョンは変わるので柔軟に持っておきます。
いつかは独立をしてアフリカで事業をやることを考えています。
アフリカのインターンで実際に農村での人々の生活を目にし、声を聞いてきた経験は、いつも自分を突き動かしてくれます。
彼らの雇用を生み出す事業をしたいと思っていますね。
編集後記
見た目の可憐さもさながら、ロジカルで聡明な水野さんの熱量がぐいぐい伝わって来るようでした。
意識を高くもち激務な中でも、オンオフを切り替えてどんどん視野を広げていく水野さんの
今後の活躍を心から願っております!!
(インタビューアー・編集長 鳥巣愛佳)