企業の副業解禁が話題になった近年、
会社で活躍しながら副業をしている女性は、どのようなワークライフを送っているのでしょうか?
今回はTOKYO BIG HOUSE株式会社にて人事部と総務デザインチームを兼務する、岸春華さんをご紹介します。
岸春華さん(TOKYO BIG HOUSE株式会社)
学生時代は幅広くデザインを学び、建築・不動産・資産運用コンサルティングを営むTOKYO BIG HOUSE株式会社に新卒入社。当時16名だった会社が、7年間で100名を超える会社に成長。現在は人事部と、総務デザインチームを兼務。副業で動画制作や後輩育成を行う。
ベンチャー入社のきっかけ
ー当時16名だったベンチャーに就職しようと思ったきっかけは何ですか?
岸さん:もともと独立したくて、裁量が大きい会社で働きたかったんです。山形出身というのもあり、いきなり独立するよりも経験を積みたくて、就職は50人以下のベンチャーばかり探していました。
それも7年前の話なので、今ほどベンチャーという選択肢が認知されていない時代です。両親をはじめ色んな方に反対もされました。
いま思い返すと「大きな会社で建前ばかりの仕事するのは苦手!決められたことばかりする働き方は嫌だ!」というような気持ちは、子供だったなとも思いますが(笑)
実際に働いてみると、任せてもらえる仕事も多く、自分のした仕事が会社の成長に繋がっていく実感もありました。
ー想像以上のやりがいを感じられたのですね。
この7年間で事業の内容もオフィスの広さも、あっという間に色んなことが変わっていきました。自分が新卒の子たちに接する番になった今、採用面接の時にも「これからも凄いスピードで進化していくよ」と伝えています。一緒に変化を楽しんでいきたいです。
ーベンチャーというと激務なイメージもありますが、実際はどうでしたか?
忙しいこともありましたが、楽しいと思えることしかやっていないです。自分の行動が進まない時って、どこか腑に落ちてないところがあるんです。その疑問を残したままにしないよう、解決させてから取り組んでいます。自分の感覚に従っているので、苦労も苦労とは思わないです。
まさに趣味が仕事という感じで、最近は副業も解禁されたので、会社以外でも仕事ができるのは嬉しいですね。
副業で動画制作。仕組み化を実現
ーどんな副業をされていますか?
ウェディングムービー用のPowerPointテンプレートを販売しています。もともと友人から結婚式関連の制作物の依頼がくることが多く、すべて引き受けたくても制作が追い付かない状態になっていたんです。お断りしないといけないのがとても心苦しくて…。
そこで、友人が自分でもおしゃれな動画が作れるように、プロ仕様で使いやすいテンプレートを作ろうと思ったのがきっかけです。
ウェディングムービー用PowerPointテンプレート販売「さぼてんぷれーと」
ースキルを生かすだけでなく、仕組み化されたのですね。
岸さん:テンプレートの提供ビジネスのほかに、大学の後輩たちにボランティアでスキルを教えて、彼らに外注することもあります。本職も忙しく全力でやりたいので、自分があまり動かなくてもビジネスが回る状態を目指しています。
これまで友人の依頼を泣く泣く断らなければいけなかった時もあったので、仕組み化することで、より多くの方に喜んでいただけるようになって嬉しいです。
自身のクリエイティブスキル向上のために、⻑期休暇を利用して未経験からアプリ開発も経験したりもしました。副業でも月に20~50万稼げています。
「前後100年は同級生」
ー会社でも副業でも、仕事で常に意識していることはありますか?
年下年上関係なく、全員に敬意を払うことです。
「前後100年はみんな同級生」だと弊社の代表が言っていたのですが、若い社員の話をしっかり聞いていく代表の器の大きさも、素晴らしいと思っています。
今の若い子たちは素直でガッツもあってすごいです。私も年齢関係なく良い影響を受けながら、成長し合っていきたいです。
ー会社でも副業でも、周囲に愛情を持って活躍されている姿が素敵です。今後のご活躍も楽しみにしております!
岸春華さん(TOKYO BIG HOUSE株式会社)
学生時代は幅広くデザインを学び、建築・不動産・資産運用コンサルティングを営むTOKYO BIG HOUSE株式会社に新卒入社。当時16名だった会社が、7年間で100名を超える会社に成長。現在は人事部と、総務デザインチームを兼務。副業で動画制作や後輩育成を行う。
・TOKYO BIG HOUSE株式会社
・ウェディングムービー用パワポテンプレート販売「さぼてんぷれーと」
・さぼてんぷれーとinstagram