スーツに身を包み身なりを整え、本気の自分で望む”就活・転職”。
普段通りを意識しつつも、拭いきれない緊張感を味わった人も多いでしょう。
そんな就活生・転職生の身近な存在であるのが企業の「採用担当」。
企業の採用に携わる人たちは何を考え、何を思って仕事をしているのでしょうか。
今回は株式会社ネオジャパン様の採用担当、髙﨑惠（たかさきめぐみ）さんのライフワークに迫ります。
髙﨑 惠さん（株式会社ネオジャパン）
神奈川県出身1991年生まれ。短大を卒業後アパレル関係の仕事に就く。ITソリューションを扱う株式会社ネオジャパンに入社し総務を経験、現在は人事部にて新卒・中途の採用全般に携わる。
「絶対にできる」と信じて。アパレルからITソリューションの世界へ
ーアパレル関係から、ITソリューションを扱う会社へ転職されたのですね。
アパレルの仕事も楽しかったのですが、もっといい仕事環境はないかとキャリアアップを考えていたんです。就職活動中にタイミングよくネオジャパンを知って、面接を受けてみようと思いました。
ー全く違う職種・業界への転職は、不安はありませんでしたか？
少し不安でしたが、社長や働いている社員は人柄が素敵な方が多く、この会社で働きたいと強く思いました。弊社は技術開発の会社であるにも関わらず、私はパソコンのキーボードすらまともに打てなかったんですが・・（笑）
ーそれは大変でしたね…。
不思議なことに、そんなに苦労した記憶もないんです。仲間に恵まれていて、周囲のサポートのおかげですこしずつできることが増え、自信が持てるようになりました。上司が「絶対にできる」と言い続けてくれたから、がんばることができたんだと思います。
ー髙崎さんや社員の方々にとって、社長はどのような方ですか？
プライベートではスポーツや絵画などに打ち込んでいたりと、かなりアクティブな方ですね。常にエネルギッシュで私たち若手のこともよく気にかけてくれます。さまざまなチャンスを与えてくれる存在でもあります。
「人の真剣な気持ちと向き合う」採用の仕事
ー採用の仕事に魅力を感じるのはどんな時ですか？
採用面接は受ける人にとっては非日常的なものです。人の真剣な気持ちと向き合っていく仕事は、携わらせていただくだけでもエネルギーをもらえます。
ー人と関わるお仕事ならではのやりがいですね。
入社された方が会社で楽しそうに働いていらっしゃる姿を見ると、純粋に嬉しいです。親心のようなものを感じたりもします。
ー髙崎さん自身が異色なキャリアを歩まれている中、キャリア選択について思うことはありますか？
キャリアや生き方については、若い頃は周りに色々なことを言われ、迷うこともあるでしょう。素直なことはいいことですが、他人に影響されて自分がわからなくなるのは、本末転倒です。誰に何を言われても、正しい自分を見失わず、自分の気持ちにも正直にいることを忘れないでいただきたいですね。
長期休暇を取得し、セブに留学されていたそうです。
人を見るプロフェッショナル気質。流されないしなやかな強さの秘訣とは
ー人と自分のキャリアに、真剣に向き合って来られたからこその芯の強さですね。
特に女性は周りに合わせる性格の人も多いですが、大事な価値観はしっかり持つように意識しています。
ーぶれない心を保つ秘訣は何ですか？
入社して間もなく人間関係に悩んだ頃、上司に「どんな人にも悪い面はある。だけどかならずいいところがあるはずだから、その人のいい面を見て付き合っていくように」と言われたことがあるんです。それからは人のいいところを探すようになり、ネガティブな方へ引っ張られることがなくなりました。結果として悩むこともかなり少なくなりましたね。
ー常に自分で考えて判断しているからこその、強さなのですね。
人のいい面に影響を受けることは自分自身の成長にも関わるので、今後も大事にしていきたいです。プライベートでは英語の学習や絵画、ジム通いなど、様々なことに挑戦しています。
オフィスであるランドマークタワーのオフィスから見える景色
秘めた野心。続ける強さと挑戦力でより良い社会へ
ー仕事とプライベートはどのようにバランスをとっていますか？
仕事もプライベートも基本的に大事なことは同じで、すべてが繋がっていると思っています。仕事が義務になるのも自分にも会社のためにもならないので、目の前のことを楽しみたいですね。実際に、今が人生で一番楽しいです。
ー素晴らしいですね。最後に髙﨑さんの今後の目標についてお聞かせください。
いまはまだ会社の仲間にも恩を返せるものがないのですが、必要な時に必要とされる自分でいられるように、継続力を持って様々なことに挑戦し、スキルアップし続けたいです。
ー７月には絵画の個展も開かれるそうですね。今後も応援させていただきます。ありがとうございました！
