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今回は京都大学大学院工学研究科を卒業し、大手コンサルファームで働く岡崎祐樹さんのライフワークをご紹介します。
岡崎祐樹(おかざきゆうき)さん
1990年生まれ和歌山県出身、京都大学大学院工学研究科建築学専攻卒業。株式会社Y’s&partners社長室。江戸時代から続く家業にも携わっている。
マルチに人と数字と向き合う、大手コンサルファームの仕事。
ーいまの仕事についてお聞かせください。
美容業界のM&Aや、新規事業(商品)開発、新卒採用など多岐に渡っています。弁護士、会計士、税理士、社労士などの専門家とタッグを組みながら、買収した企業の業績改善に取り組んだりしています。
ー数字と向き合いながらも、人との関わりも重要な仕事なのですね。
コンサルのイメージを聞くと、エリートっぽい知識労働だと思われがちですが、タフさもスマートさも必要な仕事だと思っています。現場を把握するために、お店の掃除をしてスタッフやマネージャーとコミュニケーションを取ったり、泥臭く地味な仕事内容も多いです。
コンサルの現場のリアル。事業でもっとも大事なものとは
ーコンサルというと、厳しい現場の意思決定をするイメージもあります。
実際にまだ自分と変わらない年の仲間たちに、人事査定をして結果的にカウンセリングアウトまで行うという役目も経験しました。
ーかなりシビアな役目ですね・・・
仕事とはいえ心が痛むことも多々あります。改善されていい風が流れてくるようになって、自分の行動にも責任を持って取り組む強さも必要だと感じます。
ー日々、ドラマであり刺激も学びも多いですね。
とある倒産が決まっている会社のサポートをさせていただいた時の出来事もすごく印象に残っています。最後の最後まで社長がスタッフに還元しようと動かれていた姿は、非常に感慨深かったです。やはり事業は「人」が大切だと感じました。
相撲少年からバンドマンへ。仕事も趣味も幅広く
ー岡崎さんのプライベートについてお聞かせください。
大学時代にオリジナルバンドを組んでいて、現在も年一回くらいのペースでライブをしています。MVを製作してyoutube にアップロードしたりしています。
メンバーは自分以外関西に住んでいるの集まるのも大変ですが、これからも一生続けていきたい趣味です。
ー仕事もプライベートもかっこよすぎます(笑)
昔、相撲をしていてかなり太っていたんです。バカにされたことがトラウマになっていました。思春期になって好きな人のためにかっこよくなりたくって、音楽を始めました。
ー動機がとてもピュアで、親近感を覚えました。
仕事の優先順位は高いですが、いまでも恋愛においても彼女がいたら会える日は大事にしたいです。仕事や趣味に誇りを持って熱中している人は輝いてるなと思います。
200年続く家業から。祖父の背中を追い理想の組織づくりへ
ー岡崎さんはご実家が事業をされているそうですね。
家が江戸時代から続くインテリアショップなのですが、家業から学ぶことが多いです。今は新しい事業に投資する計画を練ってます。投資額も何千万円という数字感なので結構痺れます(笑)
ー常にビジネスと向き合っているからこそ、岡崎さんが今為すべきことは何ですか?
小さくてもいいので意思決定の経験をたくさんしていきたいです。そのためキャリアについても固執せず柔軟に、決めたことは責任を持ってやり遂げたいです。
(外食企業のマーケティング支援を行う部署にいた経緯もあり、イケてる飲食店を探すのも趣味だそうです)
ー岡崎さんが尊敬されている方はどんな方ですか?
7代目社長で、亡くなった祖父のことをすごく尊敬しています。10代のころから鉄工所の所長として30人くらいの職人をまとめ上げていたり、京都で八百屋の店長をやったりと、商才のある経営者でした。
ーかなり影響を受けたのですね。
祖父を超える経営者になりたいと思っています。祖父が9億円規模の事業に成長させていたので、自分は35歳になるまでに、累計10億円規模の売上をあげる会社を作りたいです。
ー具体的な将来のプランはありますか?
将来的には手堅くマネタイズができる事業を持ちつつ、新しいニーズや産業に挑戦したい人を応援できるような会社・組織を作るのが夢です。若手経営者を育成するプラットフォームのようなのにも興味があります。
ー素敵ですね。今後もご活躍楽しみに応援させていただきます!
岡崎祐樹(おかざきゆうき)さん
1990年生まれ和歌山県出身、京都大学大学院工学研究科建築学専攻卒業。株式会社Y’s&partners社長室。江戸時代から続く家業にも携わる。
【インスタグラム】https://www.instagram.com/okaqsusie/?hl=ja
【Youtube】https://www.youtube.com/watch?v=pahEibqYl4Q